ブログを始めるにあたって、過去の記録を毎日振り返るのは大変なので、ここまでの経過をまとめておこうと思う。
※画像がかなり気持ち悪いのでモザイクをかけています。パソコンならクリック、スマホならタップするとモザイクが消えます。
ただし、本当に気持ち悪いので耐性の無い方は絶対に解除しないでください。
10月29日(火) – 発症
すべての始まりは、手のかゆみだった。
この日はちょうど健康診断で午後が休みだったため、近所の病院を受診し、薬をもらって帰宅。翌日から通常どおり仕事に戻った。
11月1日(金) – 悪化
しかし、症状は改善どころか悪化。足に水疱ができ、仕事を休んで再び同じ皮膚科を受診。

当時の写真は10月31日のものしか残っていないが、受診時には親指だけでなく、両足に5か所ほど水疱があり、手のひらも真っ赤でボロボロになっていた。すでに仕事ができる状態ではなかった。
自分で調べたところ「手足口病」ではないかと疑い、病院で診てもらったが、医師の診断は「ただのアレルギーと靴ずれ」。
翌日は仕事に行くよう指示された。
11月2日(土) – 痛みに耐えながら出勤
専門家の言うことだからと、一応仕事に向かったものの、14時まで働いた時点で足の痛みが限界に達した。
この時点で2万歩も歩いており、耐えきれずに早退。土曜日に診察している病院を調べ、「南行徳クリニック」を受診した。
※この先の写真は本格的に気持ち悪いので閲覧注意
(耐性のない方は絶対に画像を触らないでください)



ここでは皮膚科専門医ではなく整形外科の先生だったが、診察を受けると「これは何かしらの病気に間違いない」とのこと。
「手足口病かもしれないが、自分の知っている症状とは少し違う。大病院に紹介状を書くので、そちらを受診してほしい」と言われた。
この先生はとても親身になってくれて、本当に行ってよかったと心から思った。
11月5日(火) – 千葉西総合病院を受診
その後、運悪く、11月4日(月)が祝日だったため、2日間安静にし、11月5日(火)に紹介状を持って千葉西総合病院を受診。
しかし、担当医には「手足口病ではないけど、原因はわからない。とりあえず薬を出すので様子見して」と、適当にあしらわれる形で帰宅することになった。


11月6日(水) – 初診の病院へ再度受診
症状は一向に改善せず、仕事もできる状態ではなかったため、この日は休みを取り、最初に診察を受けた病院へ再び行った。
だが、診断は前回と同じで、「ただの靴ずれとアレルギーが強く出ているだけ」。薬を飲めば治るから様子を見ろと言われた。
この病院の対応が適切であれば、ここまで悪化することはなかったと、後に入院先で知ることになる。今後、一生この病院に行くことはないと思う。

11月9日(土) – 近所の別の病院を受診
2日間安静にしたものの、改善の兆しはまったくなく、むしろ悪化。日常生活にも支障をきたし、夜も眠れないほどになったため、近所の別の皮膚科「本八幡皮膚科」を受診。
ここでは、「経過はわからないが、症状はかなりひどい。手足口病ではなさそうだが、それに匹敵するほど重症」と言われ、強い薬を処方された。
「2〜3日様子を見て、週明けに来られる日にまた来て」とのことだった。初めからここに来ていれば、もう少し違う結果になっていたのかもしれない。



11月10日(日) – 救急車を呼ぶか迷うほどの状態
日曜の夜には、救急車を呼ぶか本気で悩むほどの激痛に襲われた。
ただ、病名もわからず、行っても治る保証がないため、呼ばずに朝を迎えることにした。
11月11日(月) – 千葉西総合病院を再受診
あまりにもつらく、朝一で、親に仕事を休んでもらい、2回目の千葉西総合病院受診。同じ先生に診てもらったが、やはり「病名はわからない」。
夜になると全身が激痛で寝られない状況を伝え、「入院して検査をしてほしい」と相談したが、「2〜3日様子を見て、悪化したら入院しよう」と言われるだけだった。
この病院は職場に近いものの、自宅から遠いため、いざ入院となると親が来るのが大変になる。そこで、近くの総合病院へ紹介状を書いてもらい、移動することにした。
11月11日(月)午後 – 行徳総合病院へ移動
行徳総合病院で診察を待っていたところ、「ここでは検査器具がなく、診察してもわからないと思う。紹介状を書くので、明日順天堂大学病院へ行きませんか?」と提案された。
1日耐えるのは厳しかったが、紹介状を書いてもらう前に念のため診察をお願いした。
診察室に入った瞬間、先生が自分を見るなり、「君、入院ね」と即決してくれた。
ついに入院決定
何か所もの病院を回り、「わからない」「様子見」と言われ続けた中で、ようやく先が見えた気がした。
この先生は月曜限定の非常勤で、本来は東京の臨海病院で働いている方だった。
入院の調整にあたり、「今日の入院は難しいが、明日なら臨海病院で確実に入院できる。順天堂浦安にも紹介状を書けるが、そちらは明日入院できるかはわからない」と説明された。
この先生に診てもらいたいと心の底から思い、親とも相談のうえ、臨海病院への入院を決定した。
この時点で、考えられる病気として「多形滲出性紅斑」または「水疱性類天疱瘡」の2つが挙げられた。
どの病院でも「わからない」と言われてきた中で、病名が2つに絞られただけでも気持ちが救われた。





生活のスタート
どちらの病気でも治療方法は同じため、入院後すぐに治療を開始。
後で知ったが、扱いは「緊急入院」になっていたらしい。
無理をしてでも入院させてくれたのかもしれない。本当にこの先生に出会えてよかった。
こうして、入院生活が始まった。

※入院初日、自力で歩くのも10メートルが限界の為人は初の車椅子(笑)
入院編へ
コメント