「この人たちといると、なんでこんなに楽なんだろう」
学生の頃から付き合いが続いている友人がいる。
気づけば社会人になっても定期的に会って、旅行にも行っている。
でも不思議なことに、趣味がめちゃくちゃ被っているわけでもない。
それなのに、この3人でいる時だけ異常に楽だ。
相性がいい=全部が同じ、ではない
よく言われる「相性がいい友達」って、
- 趣味が同じ
- ノリが同じ
- テンションが同じ
みたいなイメージがあると思う。
でも自分の経験上、それは長く続く条件ではなかった。
この3人の場合、
- 3人共通の話題はある
- でも
- 2人だけで盛り上がる話題
- 1人が聞き役に回る時間
が自然に入れ替わる。
誰かが話に入っていなくても、
「置いていかれた感じ」にならない。
これが、後になってかなり重要だったと気づいた。
主役が固定されていない
この関係の一番の特徴は、
主役が固定されていないことだと思う。
- 話を回す人
- 判断を早く出す人
- 空気や感情を調整する人
その役割が、状況や疲労度によって自然に切り替わる。
しかも
「俺がやる」「次お前な」みたいな会話は一切ない。
疲れたら、誰かが前に出る。
調子が戻ったら、また元に戻る。
これができる関係は、本当に少ない。
全員「一人でも成立する人間」だった
後から気づいたことだけど、
この3人には共通点がある。
- 一人でも生きていける
- 一人の時間が苦じゃない
- 人に依存しない
だからこそ、
- 無理に盛り上げなくていい
- 常に気を配らなくていい
- 黙っていても不安にならない
「一緒にいないとダメ」ではなく、
「一緒にいても自分でいられる」。
この感覚が、異常に楽だった。
役割分担は“得意な90点”だけでいい
3人それぞれ、
- 調整が得意な人
- 決断が得意な人
- 会話や整理が得意な人
がいる。
全員、他の役割も60点くらいではできるけど、
3人でいる時は無理に60点を出さない。
得意な人が90点を出して、
疲れたら誰かが一時的に引き取る。
この「余白」があるから、消耗しない。
相性がいい友人とは、人生を軽くしてくれる人
この関係にいるようになってから、
- 友人の数は減った
- でも
人生は圧倒的に楽になった
無限に人間関係を増やしていた頃より、
今の方がずっと人付き合いが濃い。
そして皮肉なことに、
境界線をはっきりさせたら
「友達になろう」としてくる人は増えた。
でも、全員を受け入れなくなった。
相性の正体は「無理をしなくていいこと」
友人との相性って、
- 性格が似ているか
- 価値観が完全に一致しているか
じゃなかった。
- 役割を奪わない
- 無理を強要しない
- 疲れたら休める
- 沈黙が成立する
これが揃っているかどうか。
もしあなたに、
- 一緒にいて回復する友人
- 何も説明しなくても成立する関係
が一人でもいるなら、
それはもうかなり恵まれている。
数は、重要じゃない。
おわりに
大人になると友達は減る。
でもそれは悪いことじゃない。
「残った人」が、
人生を軽くしてくれる人かどうか。
それだけでいい。

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