2025年12月24日 退院!
43日間の長すぎた入院生活が、まさかのクリスマスイブに終了。
11月12日から入院していたので、肌寒さや街のクリスマスムードとは無縁の生活を送っていた。
久しぶりの外の世界はまるで浦島太郎状態。
退院初日(12月24日)— 幸せを噛み締めた1日
退院の朝
朝10時、ついに退院!

久々の運転は感覚がバカになっていて本当に怖かった。
でも、年明けには社会復帰も控えていたので、リハビリも兼ねて挑戦。
最初の10分は緊張でガチガチだったが、徐々に慣れてきた。

退院祝いのご飯
自宅に戻る前に、最寄駅の「和光」で母と弟と退院祝い。
久々の外食、そして念願のトンカツ+キャベツ食べ放題!

1口目で涙がにじむほど美味しくて、食事の大切さを心から実感。
ただ、弟からは「母を見ながらニヤニヤ食事しててキモかった」と言われた(笑)。
お前との食事も楽しかったんだぞ!

サプライズのクリスマス飾り
家に帰ると、部屋の布団の上に装飾が!

母と弟が前日に思いついて準備してくれたらしい。
嬉しかったけど、片付けは大変だった(笑)。
家族でのクリスマスディナー
夜は父も帰宅し、家族でクリスマスの食事。

ただ、ステロイドの副作用が怖くてケーキは我慢。
でも、1ヶ月半ぶりに家族と囲む食卓は何よりのご馳走だった。
「本当の幸せは足元にある」。そう実感した夜。
初日の歩数(体力回復の為なるべく歩くようにしなくては‥)

6244歩!久々にたくさん動いて、体力の落ち方を痛感した。
退院2日目(12月25日)— クリスマスを家でゆっくり
家のソファーでくつろいでいたら、愛犬モカちゃんが膝の上に。
入院前はすぐに乗ってきたのに、この日は10分間様子見。
「忘れられた?」と一瞬不安になったが、その後2時間も動かずくつろぎ、完全に俺の膝を椅子扱い(笑)。

リハビリ運転
夜は親を友人宅のクリスマス会に送り迎え。
少しずつ運転の感覚を取り戻していく。
2日目の歩数

2491歩。家でのんびりも楽しい。
初日頑張ったので2日目は緩め
退院3日目(12月26日)— 歯医者とお寺参り
朝10:30から歯医者へ。
入院中に予約していたけど行けなかったので、退院後すぐに予約し直した。
その後、近所の法華経寺にお参り。
「無事生きて退院できました、ありがとうございます!」
3日目歩数

5315歩。久々にしっかり歩いて疲れた。
3日目から社会復帰を見据えて散歩を開始。5000歩ですらフラフラになった。
退院4日目(12月27日)— 久々のガジェットいじり
幼馴染のお母さんがAndroidからiPhone16 Proに機種変更。
俺の得意分野なのでお手伝い!
ただ、バックアップに時間がかかりすぎて1日では終わらず…。
悔しい(笑)。
幼馴染の家の犬とモカちゃんも大はしゃぎで、楽しそうだった。

4日目の歩数

530歩。ほぼ家から出ずに過ごす。
3日目に頑張りすぎて、4日目は体力が残ってなかった。
退院5日目(12月28日)— ひたすら休息
今日は幼馴染のお母さんの機種変の続き、何とか形になって良かった。
5日目の歩数

1514歩。完全に休息日。
退院6日目(12月29日)— 退院祝いで舞浜へ
午前中は2ヶ月ぶりに髪を切りに行ってスッキリ!
夜は家族で退院祝いのしゃぶしゃぶ。

食事制限で野菜の倍の量を食べれば肉OKだったので、野菜食べ放題の店を選んだ。
人生でいちばん豆苗を食べた。(笑)
6日目歩数

6139歩。5000歩くらいなら凄い疲れたぐらいの感覚で、歩けるようになってきた。
退院7日目(12月30日)— 大親友と2ヶ月ぶりの再会
昼間は調子が良かったので散歩。
夜は大親友と食事&ドライブ。

退院祝いはブロンコビリー、タルの肉が美味すぎて震えた。サラダ食べ放題も良くて食事の大切さを、また痛感した。
食事中も会話が止まらず、2時間では満足できずにそのままドライブへ。
千葉のポートタワー往復して2時間くらい語り尽くした。
本当に楽しかった。親友のありがたみを痛感した。
ただ、帰宅後に顔に水疱が…。

病院に行くべきか迷ったが、「多少のぶつぶつは出るもの」と言われていたので様子を見ることに。
7日目の歩数

5892歩。この時期は平均5000歩を目標にしていたからノロマクリア達成。
退院8日目(12月31日)— 体調不良で早めの就寝
年越しまで起きていようと思ったが、症状悪化で10時には就寝。
退院8日目歩数

5678歩。症状は悪化しているが、社会復帰も考え昼に動ける余裕があったので昼は散歩を継続。
退院9日目〜11日目(1月1日〜3日)— 記憶が曖昧な日々
このあたりから体調が悪くなり、夜はほぼダウン。
昼は動けるので昼の散歩は継続。
先生に報告の記録紙として、かなり写真は撮ってたが、2回目の入院初期に、精神的に辛すぎて写真をかなり消してしまったので、この時期の写真も記録もほとんど残っていない。

9日目の歩数。2402歩

10日目の歩数。5533歩

11日目の歩数。3465歩
退院12日目(1月4日)— リアルサマーウォーズ(親戚の集まり2025)
今年のリアルサマーウォーズは1月4日に開催!
例年なら1月1日だけど、今年は俺の病気とコロナ以降少しズレたりしてる関係でちょっと特別なタイミングに。
ただ、毎年楽しみにしていた茨城の親戚は、俺の病気の影響で今年は来られなかった…。これが本当にショックだった。
祖母の家に集まったのは静岡や愛知の親戚を含めて約15人。
いつもなら、茨城の親戚12人、市川在住の親戚12人、さらに関東圏の親戚が10人ほど集まり、最終的には40人規模になる。
そう、まさに映画『サマーウォーズ』のような光景が広がる。
新しい親戚が増えるとサマーウォーズで見たような紹介が始まるが、初めて会う人の顔と名前を一度で覚えるのは無理だと思う(笑)。
毎回圧倒されているのを見ている。
一応家系図はあるがそれでも付け焼き刃だ。

この年に一度の大好きな集まり。
でも、入院中からずっと会いたかった茨城の親戚に会えないのは本当に辛かった。
さらに、茨城の親戚4人が今年からベトナムへ2〜3年の転勤…。
入院中からずっと会いたいと言っていて、本当は1月4日に会いたかったし、もし2回目の入院がなければ、1月の社会復帰前に絶対に、こっちから会いに行こうと思ってた。
でも、症状悪化で再入院…。
このブログを書いている今、彼らはもうベトナムへ旅立ってしまった。
この入院生活の中でも、1位2位を争うくらいのショックだったかもしれない。
次に帰国する時には絶対に会えるように、しっかり体調を整えたい!
本当はこの日、一日中親戚と過ごしたかったけど、症状が悪化して再発が怖かったので、途中で1人だけ先に帰宅。
今振り返ると、この時すでに再発していて、薬でギリギリ抑えていた状態だった。
本当は病院に行くべきレベルだったのかもしれない。

12日目歩数

2402歩。
この辺から昼間歩くのも嫌になってる日が出てきていた。
退院14日目(1月5日)ー前日に無理をしたので休養
前日の無理がたたって、体調が一日中悪かった。
昼間の良い時間に少し散歩をしたくらいで、ほぼ寝て過ごす。
写真を見返すと、水疱が軽くできていた。
14日目歩数。

4111歩。昼間の散歩は継続。
退院13日目(1月6日)— ららぽーとで買い物
この日は久しぶりの買い物!
ららぽーと船橋へ行った。
昼間は比較的体調が良かったし、まさか翌日から入院するとは思っていなかったので、普通に満喫してた。
入院中にお世話になった人たちへのお礼の品を買いながら、ちょっとした体力作り。
あと、すごくいい感じのメガネを見つけた。
「仕事に復帰して給料が出たら、病気頑張ったご褒美に絶対に買おう」と心に決める。

まさか翌日から再び入院になり、快気祝いが”快気祝い(笑)“になるとは、この時は想像もしていなかった。
13日目歩数

7716歩。買い物をしたのでかなり歩いた。帰ってすぐ寝るくらいには体力が落ちていた。
退院14日目(1月7日)— まさかの2度目の入院決定
この日は病院の日。
特に何もなければ、1人でふらっと行って、午後は友人と食事でもしようと思ってた。
でも、数日前の夜に母親に薬を塗ってもらっていた時、「どこに何を塗るのか分からない」と言う話になり、一緒に病院へ行くことに。
結果的に、母親と一緒に行って本当に良かった。
診察が始まると、医者の口から「再発してるから2回目の入院」と宣告。
友人と会う予定があったから1人で行こうとしてたけど、もし1人でこの事実を聞いていたら、ショックに耐えられなかったかもしれない。
診察後、いったん帰宅して入院の準備。
ようやく1回目の入院で使った荷物を片付け終えたばかりなのに、まさかの再入院。
しかも、入院中に使っていた薬でベトベトになった服、あと2日遅かったら捨てていたからギリギリ間に合って助かった(笑)。
ただ、この時の気持ちは本当にしんどかった。
病気に対してはもう受け入れてるし、やることも分かってる。
それなのに、その日の夜1人で入院準備をしている時、不意に涙が出た。
別に痛みが酷いわけでもないし、メンタル的にも強い方だと思ってたのに…。
この瞬間が、退院後の生活で一番辛かったかもしれない。
でも、入院しなきゃ治らないし、「なるようになるさ」と気持ちを切り替えるしかなかった。
3週間くらいの入院になると聞いたので、入院前に祖父母と従兄弟にだけ顔を出して、この日は終了。
3週間だと思ってたが、3ヶ月くらいの入院になったので会いに行って良かった。
こうして、退院からの2週間が過ぎていった。
楽しかった日々の記憶はしっかり残っているけど、辛かった時の記憶は無意識に忘れようとしているのかもしれない。
記憶もかなり曖昧だし、写真もかなり撮ってたのに無意識に消してしまっていた。
以下、ギリギリ消してなかった。残ってる症状の写真、タップするとモザイクが消えるが気持ち悪いので注意。

1月1日 顔

1月2日 顔全体


1月 3日 お腹及び接写


1月4日 お腹及び接写


1月5日 首及びお腹


1月6日 お腹及び接写
2週間の退院生活を振り返って
正直、楽しかった日の記憶はあるが、辛かった記憶は忘れたくて自分から忘れている部分も多い。
それでも、この2週間で「普通の日常のありがたさ」を痛感した。
次回:「2度目の入院生活編」へ続く。
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